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中途採用の課題は?
「OnetoOneマーケティングだ!」とそこかしこで言われるように、求人広告においても、ペルソナ心理を突いたもの、求職者のアクションを促すもの、目を引くものなど、コンテンツのパワーが必要な時代になっています。
そこで、「Qジェネ」編集チームが「この会社(いい意味で)ヤバイ!」と感じるクリエイティブを展開するリソースクリエイション社に取材を行い、そのクリエイティブの源を調査しました。
コンテンツ力の必要性、どんな会社に依頼すればそれが叶うのか?そういったことがすべてわかります!
取材・文/Zenken「Qジェネ」編集チーム
求人広告代理店なのに、公式アカウントなのに、「こんなネタっぽくていいの?」「こんなに社員の素顔を見せちゃって良いの?」という内容を展開している会社なのです。
少しだけその中身をお見せします。
@yuika.hiroshi 取締役のお菓子勝手に食べてみた😋(笑) #ユイカとヒロシ #お菓子 #貰い物 #ちょろい ♬ オリジナル楽曲 - ユイカとヒロシ
なかなかでしょう?
インスタでは社員の様子、社内の雰囲気がわかる投稿を、TikTokでは広報ユイカさんと、取締役ヒロシさんによる「ユイカとヒロシ」というネタ的投稿を繰り広げ、2022年3月3日時点で なんとインスタ1.3万人・TikTok2.61万人のフォロワーを誇ります!
自社アカウントのTikTokやYoutubeなど動画コンテンツは総再生回数が4億回以上もあります。
しかし、見出しでお伝えした(でもそれがすごい効果をもたらす)は、このフォロワー数のことではありません。
すごい効果というのは採用に困っていない状況ということ!
リソースクリエイションは、2015年4月設立。社員数20名にも満たない会社ですが、 中途採用の総エントリー数1,969名、セミナー予約1,543名、説明会参加済み900名から、最終4名の採用 に至っているのです。
その上、社風をSNSなどで伝えているので、入社後に「こんな会社だと思わなかった」というアンマッチもないそう。
一見、「ちょっとヤバそう」なTikTokも、社員の素顔を見せているインスタも、しっかりとペルソナを設定して、その人たちに向けたコンテンツを展開しているからこそ、会社のファンを作り、入社したい!と思わせる力を持っているのです。
ここまでで、リソースクリエイションのコンテンツ力と、その成果をご紹介してきました。
リソースクリエイションに仕事を頼んだら、こんな尖りまくりなコンテンツになってしまうのか…?と不安かもしれませんが、そんなことはないのでご安心ください。
以下は、弊社がリソースクリエイションさんにお願いしているエンゲージと、採用のためのインスタ運用。ハッシュタグやキャプションはリンク先でご確認いただきたいのですが、かなり戦略的に組まれています。
ここまで、求人広告におけるペルソナやクリエイティブの重要性と、それがハマったときにもたらす成果について紹介してきましたが、では、どんな人たちがそのクリエイティブを生み出しているのか、少し裏側も見せていただきました。
これらのクリエイティブや、各社の求人広告をどんな人がどんな想いで制作しているのか、リソースクリエイションのオフィスに取材に伺いました。
インスタを拝見していたので、ちょい尖りクリエイターや営業さんが出てくるのかと思ったら、やさしく出迎えてくださいました…!
今回お写真撮影にご協力いただいたみなさん。両端が営業のかいとさん(右)、だいちさん(左)。かいとさんのお隣がライターのゆうなさん、そしてデザイナーのなつきさん。
公式サイトにも自己紹介文などが掲載されているので、もっと知りたい方はぜひこちらをチェック!
営業・ライター・デザイナー、そしてフォトグラファーがワンチームとなり、記事を制作していきます。
改めて、それぞれの方に、どんな想いでクライアントと相対しているのか、制作しているのかを根掘り葉掘り聞いてみました。
Q:営業担当として、クライアントに接するときに一番大切にしていることを教えてください
自社利益はもちろん大事ですが、本当にクライアントの利益になる提案は?と自問自答をしながら接しています。
その結果、自社のサービス以外の方が良いなら正直に伝えるようにしています。
クライアントの利益に繋がれば、巡りめぐって自社に返ってくると思っているので。
Q:求人広告を作成するには、クライアントの強みをどうアピールするかを考えることがとても重要になるかと思います。 取材では、どのような点を意識して話を引き出していますか?
商談時、打合せ時に、競合他社比較をどのようにされているかをヒアリングしています。
転職者から求人情報を探しにいった際、どうすれば他社に負けない原稿が作成できるのかを人事担当者様と打合せの中で考えていきます。
Q:コロナ禍で打合せや取材が対面からリモートになったことでの変化があれば教えてください
Webで何か対応が鈍ったとか、対面の方が良かったと感じる部分は現状ほとんどありません。
ただ、今まで以上にリアクションを大きくするようには心がけています。
移動が短縮された分、準備や調査などにも時間をかけられるようになったので、そういった点でも、プラスも大きいですね。
Q:求人広告の営業というお仕事の、面白さ・楽しさ・やりがいなどを教えてください!
営業担当個々に得意不得意は必ず存在すると思いますが、採用活動を行っている企業様であればお客様になる点はすごく難しい反面、面白い部分です。
また、ある程度役職につかれている方とのお仕事が多いので様々な考え方を吸収できます。
人事担当の方からはどんな人材を求められているかを伺えるので、自身のキャリアを形成するうえで「今、社会に求められている人材」の最先端を知ることが可能なこともおもしろいと感じています。
最後に月並みですが、クライアントからのありがとうはやりがいです。
広告という不確かなモノに対して、信用をいただき費用を頂戴する。
我々は費用をいただいているのに、感謝のお言葉を頂戴できる。
クライアントの事業拡大を間近で感じられる仕事だと感じています。
次は、クライアントが欲しい人材を言語化し、求職者の目に留まるような記事を制作するライターのゆうなさん。
Q:クライアント様に取材し、そこから広告でアピールすることを考えるかと思うのですが、どういった表現にするか、どうしたら求職者に一番届くのかなど、どのような思考で原稿を組み立てていらっしゃいますか?
一番ではなく、4つのポイントになってしまうのですが…
ただ会社の推しポイントを載せるだけでなく、同媒体で掲載している競合はどのような打ち出しにしているのか?
条件面で劣っている部分や秀でている部分はどこにあるか?
今回採用したい人物像にはどのような情報・打ち出しが刺さるのか?
などを総合的に見て原稿に落とし込んでいます。
「アットホームな職場です」「ワークライフバランスが実現します」のように抽象的な表現で終わらせないように意識をしています。
理由としては、求人広告は“広告”の中でも見てもらいにくく、信用されづらいものだからです。
そのため企業の魅力をより感じてもらえるよう、具体的な話を入れるようにしています。
また企業名を変更すれば使いまわしができそうな、ありきたりな原稿作成をしないようにメンバーにも日々伝えています。
取材を行ったり、過去原稿を読んでいるとその企業の特長や強みが分かってしまっているので、客観的に自分の文章をチェックするようにしています。
未経験者にとってこの単語は理解できるものなのか?等、ターゲットの思考を踏まえて考えるようにしています。
各媒体の最上位企画にはデザイン画面(写真と文字を組み合わせたもの)を作成するのですが、使用する写真や会社の魅力、働く社員さんの雰囲気をデザイン画面に反映できるようにディレクションを行います。
『ここの会社は誰に会ってもみんな穏やかで良い人・仕事内容もゴリゴリじゃなくて未経験でも始めやすい・明るい表情で良いポーズの写真が撮影できたから人物を切り抜くなどしてポップめ&親しみやすさを出したい』など、デザイナーと話し合ってデザイン画面の制作を進めています。
私はいつもこのような形で募集職種の内容をまとめてから、原稿に落とし込んでいます。
Q:クライアント様への取材で、絶対に聞いている質問、していることなど、クライアント様の良さを引き出すための、ご自身がマストにしていることがあれば教えてください
過去原稿をもとに、気になったことや打ち出しのポイントになりそうなところを聞いています。
そのためにも事前準備はしっかりするようにしています。
過去原稿1つだけでなく、ファイルメーカー(顧客管理システム)を使用して、過去の求人内容を見るなど情報収集は徹底しています。
また、営業事務など他部署と関わることの多い職種だと予め分かっている場合は、関連部署の仕事内容などもチェックするようにしています。
1つの質問を詳しく聞いているうちに、「そういえばこんなこともあるんですよ」と採用担当の方が思い出すこともあるので話を広げていく意識を持っています。
この時にぽろっと良い話が聞けたりするので聞くようにしています。
実際に、ある営業会社の取材を行った際、「毎月同じ給料じゃつまんないでしょ、夢のある仕事をさせたいから」と代表がおっしゃっていたことをキャッチコピーに持ってきたこともあります。
媒体で仕事の大変さを書くスペースがあるのですが、それだけでなくターゲット像を明確にするためにも、厳しい面や覚悟した方が良いことを聞くようにしています。
また個人的にユーザビリティのある原稿にしたいと思っているので、就業開始してからすぐに「思ってた仕事内容と異なった」と早期離職の可能性をできるだけ低めることができれば良いなと考えています。
そうすることで企業にとっても、求職者にとっても良い採用・就職になるかなと思っています。
Q:求人広告のライティングのお仕事の面白さ・楽しさ・やりがいなどを教えてください!
どういうコンセプトで打ち出すか、これを考えている時が一番楽しいです。
特にデザイン画面を作成する場合は写真の活かし方やテキストの中身など、色々組み合わせて出来上がるものなので自分のアイデア・発想力を活かすことができます。
当社の場合はライターがディレクションを行うので、「こういう打ち出しにしましょう」「こんな写真撮って原稿に使いましょう」と自分主導で仕事ができる点も魅力・面白さだと思っています。
また経験を積んでいくうちにアイデアも浮かびやすくなってくるので、自分自身の成長も感じることができます。
転職をしたい求職者と企業の採用、双方に貢献できる意義のある仕事だと感じられるところに、やりがいがあります。
その中でも営業担当から採用できたという連絡をもらえた時は一番嬉しい瞬間です。
また営業担当を通して、企業の採用担当の方から「ターゲットにぴったりの人が採用できた」「人材紹介よりも質の高い求職者の応募が多かった」などのフィードバックを頂けることもあるので、自分の仕事が世の中の人々にプラスの影響を与えることができている。
そんな実感を得られる仕事です。
最後は、デザインという形でクライアントを表現する、デザイナーのなつきさん。
Q:デザイナーという立場から、クライアント様の強みや良さを発揮するために、どんなことを心掛けたり、大事にしてデザインをしていますか?
ライターと営業が取材を行い、コンセプト、方向性の共有をうけてデザイン制作を行います。
たとえば、人柄重視の仲の良い会社であれば、表情や楽しさ、情熱が伝わるようにテキストで雰囲気がつたわるようイメージして制作します。
福利厚生や安定感のある企業様はそのポイントが際立つよう構成を考え、アイコンで表現するなど、原稿だけでは伝えきれない表現の工夫を心掛けています。
Q:ターゲットに響く広告を作るために気を付けていること、大切にしていることを教えてください。
とくに検索結果バナーやSNS広告は、求人の第一印象になるので、ふとクリックしたくなる、印象的なバナー作りを心掛けています。
綺麗にデザインをまとめるだけでなく求職者に興味を持ってもらうために企業の色をだしつつ写真やキャッチにインパクトを与えたり、業種・職種ごとに求職者が求めるメリットが違うので、業界について調べたりライターに聞いてデザインに落とし込めるよう意識しています。
PR画面はこのことを踏まえたうえで見やすく内容を補足したり、雰囲気や世界観をより表現することや、全体的なまとまりを意識しています。
特に写真に関しては、見せたいデザインに寄せて撮影できることもあれば元々の提供素材が乏しい中で制作することもあります。その中でもより良くせるための加工やデザインは常にこだわりをもって制作しています。
Q:求人広告のデザインというお仕事の面白さ・楽しさ・やりがいなどを教えてください!
ほぼ全業種・全職種の求人を携わるため、デザインの幅に制限がなく作れることが最大の魅力です。
シンプルでカチッとしたもの作ることもあれば、若年層や未経験者にむけたキャッチーでカラフルなものを作ったり、企業様の意向に寄り添いながらも何よりも効果をいちばんに考えて制作しています。
見せたい表現ができるよう新しい加工技術を模索したり、常にアンテナを張って実際にデザインの踏襲をしたり、毎日が勉強です。
実際に人事の方からうれしいお声をいただいて、採用に繋がる結果を得た時は何よりもうれしいです。
皆さんにお話を聞いていって、ふざけるときは全力、向き合う時も全力。真面目だけど、仕事を楽しむ。そんな姿勢がクライアントの良さを引き出せて、それがコンテンツ力の土台となっていることをひしひしと感じました。
また、自社内に制作チームがあるからこそ、
今回の取材を通して編集チームが「うちの人事採用担当に言おう」と思ったことは、求人広告代理店を選ぶときは
がいい!ということ。リソースクリエイションに全部発注してしまうのが一番ですが(笑)。
読んでくださった皆さんも、ここまで自社のことを考える代理店を出会えるよう、ぜひ当サイト「Qジェネ」を活用してください!
改めて、取材に協力していただいたのは、東京都文京区にある求人広告代理店、リソースクリエイションさんでした!